こどものからだラボで使用している足裏測定は、FootLookです。
2011年より、2歳〜90歳までの足裏測定・診断・フィジカルサポートを行なっています。
実例はこちらへ
3歳〜6歳の経年変化を見るデータは、述べ5000例を超えました。
こどもの場合は、発育発達、成長期をみる指針として利用しています。
定期訪問をしている幼稚園では、年1回のカルテ配布を行い、3歳〜6歳の3年間の経過測定の結果をご報告し、保護者のみならず、担任含む職員の皆様と共有をしてお子さんたちの成長サポートを行なっています。
足裏には、たくさんの情報が有り、その人の歩き方がそのまま表れます。
歩き方は、関節の使い方で有り、その関節の使い方は、その人の「日常そのもの」が表れています。
測定した数(2025年6月現在)
幼児:のべ 7,000人
3歳〜6歳の経年測定人数:1,400人
【理想的な足とは?】
① 土踏まずがある(Hラインをしっかり超えている)
② 外側のくびれ(カーブ)がある
③ 足裏の圧力に大きなばらつきがない
④ 足指が自然に伸びている
主に、上記4つを軸に足裏の状態を確認していきます。
①〜④の条件がうまく揃っている足裏を「理想的な足裏」と定義しています。
【圧力について】
青い箇所が浮いているところです。
白が一番強く圧力がかかっています。
赤い色一色で全体に圧がかかっていると、バランスが良いと言われています。
【土踏まず】
土踏まずの形成は約3歳から、と言われていますが、これは、ちょうど一人歩きが安定する年齢と一致しています。
この土踏まずの有無が、歩行を始めとする、 体重移動ができるようになっているかどうかを判断 する一つの目安となります。
つまり、土踏まずの有無により、体重移動がスムーズ であるかどうかを確認します。
6歳以降で土踏まずの形成が見れない場合とハイアー チ(土踏まずが高くなりすぎる)は、体重移動時に、体の各箇所に無駄な力を入れて入ることが考えられます。
身体の器となる関節の状態に対し、運動量が多すぎる時にもハイアーチの傾向が見られます。
特に、成人の場合は、足首・股関節等関節の可動域が狭く、筋力依存で動作を行っている為に、体重分散が正常に行われず、運動時に腱や筋肉に負荷がかかりすぎて故障しやすくなるケースが多く見られます。
足裏診断申し込み
親子足裏診断(個別セッション)
足裏診断の受付は、出張もしくは三軒茶屋・下北沢周辺のレンタルスペースにて行っています。
ご家族で一緒に受けていただける、親子向けの足裏診断です。
内容
- ご家族の足裏診断(家族全員分)
- フットプリント(足型)の作成(A4サイズでお渡しします)
- フィジカルアドバイス(からだの使い方・生活習慣など)
フットプリントをもとに、足の形状や土踏まずの形成状態などを確認し、
成長をスムーズにするためのポイントをお伝えします。
年齢や生活環境によって、からだの育ち方や様子は一人ひとり異なります。
登園している園の環境、登園・通学スタイル(徒歩かどうか)、きょうだいの有無、自宅での過ごし方などをお聞きしながら、
そのお子さん・ご家族に合ったケアの方法をご提案します。
また、靴の履き方やどのような靴が良いかについても、写真を拝見しながら具体的にアドバイスいたします。
料金
- 2名まで 11,000円(税込)
- 3名〜5名まで 13,200円(税込)
所要時間
2名まで:約60分
3名以上の場合:90〜120分ほどお時間をいただきます。
対象年齢
足裏診断は、満2歳頃から をおすすめしております。
満2歳前のお子さまについては、状態によりご提案が変わりますので、
お申し込み前に一度ご相談ください。
足裏からどのようなことが見えるのか詳しく知りたい方は、
「足裏から見える・わかる」 のページもあわせてご覧ください。